序幕 伝承

一幕 絹の繭玉 0102030405060708
「繭が、大人になるまで、待っていてくださると……あなたはそう仰ったのに!」 聡が好きなのは、七歳年下の従妹である繭。二人の想いがすれちがい、通じ合い、結ばれて。幸せになるまでの物語。それは、全てのはじまりかも知れず。

二幕 楽園の雫  01020304・05……
「だから、わたしを、どこへも、やらないで……」 雫が好きになったのは、実の伯父である人だった。けれど、思いは止められなくて。それが罪でも、ただ、好きなだけだから。その血は、繋がっていく。

【以下予定】
三幕 けれど蛍は春雨になく
「……さよなら、だれより愛しいひと」 蛍は、十一の誕生日に、大好きな従兄から香水を送られた。紫胡は、十二歳の誕生日に、蛍を殺したと一族に告げる。これは二重に紡がれる、ひとりの少女の物語。

四幕 冬に死に往く蝶の夢
「恋を隠すの。……それだけのこと」 柚季は、幼馴染の少年、春希に恋をしていた。その想いが、『家』と『血』によって歪んでしまっても。はじめてで、そして、最後の恋だった。

序 境界
1 香炉と白い百合の花 01・02・03・04
2 僅かな薄明の残り 01・02・03・04・05・06
3 清楚な魂、ただそのもの 01・02
4 水に震える手をひたす
5 月長石の映えする雨に
6 恋はやさし野辺の花
終 臨界

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  管理人

二条空也 memo / twitter
主従と情景描写を愛する文字書き。


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